玄蕃稲荷神社

商売繁盛・家内安全・開運招福の守り神 ゲン担ぎのお稲荷さま

信仰

玄蕃稲荷の信仰

養蚕守護、五穀豊穣の守り神として中信平(長野県の中央部)一円から篤い崇敬を集めてきた玄蕃稲荷神社は、 今では商売繁盛・家内安全・開運招福の守り神として、また、社名の頭文字が「玄」であることから「ゲン担ぎのお稲荷さま」、 「縁起の良い玄蕃さま」として広く知られています。

玄蕃稲荷のもうけダルマ

玄蕃稲荷のご利益とともに地域の人々から親しまれているのが、顔にヒゲを蓄えた「玄蕃稲荷のダルマ」です。 松本ダルマの代名詞である玄蕃稲荷のダルマは、本来の松本ダルマとは異なり、ヒゲの部分が丸くなっています。 これは郷土の伝統工芸を継承してきた当神社の先々代宮司が考案したもので、「商売繁盛も開運招福も家庭が円満であってこそ」との願いを託したことがはじまりです。 玄蕃稲荷神社で家内安全を祈願する人が多いのも、こうした経緯があるからです。
今日では、松本ダルマと称するものすべてが丸いヒゲを蓄えるようになっていますが、神威のこもる玄蕃稲荷のダルマは、 顔にヒゲ(毛)が付いていることから、とくに「もうけダルマ」と称しています。 もうけダルマは、神社境内の玄蕃ダルマ工房で調製され、玄蕃稲荷神社から授与されます。

玄蕃稲荷のもうけダルマ

玄蕃稲荷の願掛けキツネ

玄蕃稲荷の願掛けキツネ

長野県の民話に玄蕃丞狐(げんばのじょうぎつね)というイタズラ狐の話があります。 昔、桔梗ケ原(松本盆地の南、塩尻市を流れる奈良井川と田川に挟まれた一帯)に住んでいたという玄蕃丞狐は、 大名行列に化けたり嫁入り行列を真似たりと大変なイタズラ好きで、鉄道が開通した頃には列車に化けて汽車を止めたというのですが、 それは、玄蕃稲荷のお使いとして京都の伏見稲荷に行く途中のことだったとも伝えられています。
このように、古くから「きつねは稲荷神のお使い」と信じられてきましたが、玄蕃稲荷神社ではこの伝承にならって「願掛けキツネ」を授与しています。 玄蕃稲荷の使いである願掛けキツネが一晩、神社にこもって、皆さまの願いを神さまに伝えます。
また、開運招福の縁起を担ぐ「ゲン担ぎのキツネ」もおわかちしています。

御祈願のご案内

地鎮祭、上棟祭、起工式、厄除け、方位除け、子授け、安産、初宮、七五三、神葬祭などの各種御祈願や祭事をお受けしています。
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